■溶質
・溶け込んだ物質(固体・液体・気体)

■溶媒
・物質を溶かす液体。

■溶液
・溶媒中に溶質が均一に混合したもの。

■水溶液
・溶媒が水の場合を特に水溶液という。

■溶解
@液体中に他の物質が拡散して均一な液体となる現象。
A液体どうし溶解の場合、物質量が多い方を溶媒、少ない方を溶質という。

■電離
物質が水に溶けてイオンにわかれる変化

■電解質
・水に溶かしたとき、電離する物質。電解質の水溶液は 電気を導く 。
☆例……塩化ナトリウム、硝酸カリウム、塩化水素、アンモニア、酢酸

■非電解質
・水に溶かしても電離しない物質。非電解質の水溶液は電気を導かない。
☆例……ブドウ糖、尿素

■溶解
・溶解は似たものどうしがよく溶けると覚える。極性分子は極性溶媒(水など)に無極性分子は無極性溶媒(ベンゼンなど)によく溶ける。

■固体の溶解度
・固体の溶解度は、溶媒100gに溶けうる溶質の質量(g)で表す。

■イオン結晶が溶けるのは?
イオンどうしの結合力より水との水和力が強いため

■液体の調整の注意
・溶液250ml中に水酸化ナトリウム10gが溶けている溶液の濃度は1mol/Lである。しかし、10gの水酸化ナトリウムを水250mLに溶かした溶液の体積は250mLより大きくなり、1mol/Lにはならない。

■気体の溶解とビール
・ビールや炭酸飲料が冷やすとおいしいのは低い温度ほど気体が多く溶けるから。冷えたビールや炭酸飲料を飲むと、口の中(体温)で液体が温められて、溶けきれなくなった気体の二酸化炭素がパチパチはじけて出てくる。これが刺激になっておいしいと感じる。